日焼け止めに含まれている成分を確認した事は、ありますか?
サンゴを見に海に入る前に塗ってる日焼け止めに使われている化学物質オキシベンゾンやオクチノキサートは、サンゴのDNAにダメージを与え、その幼生に奇形を発生させ、さらには環境ホルモンとして作用することにより、サンゴを死に至らしめるそうです。紫外線の遮蔽効果を持つこの二つの化学物質が、の原因のひとつって知ってましたか?
なるべく「紫外線吸収剤無配合」とか「ナチュラル・オーガニック」の日焼け止めを使おう!
日本国内でも手に入る「サンゴに優しい日焼け止め」
沖縄の那覇市で作られているそうです。
スキンケア企画販売のジーエルイー(那覇市)は、サンゴに有害な成分を含まない日焼け止めクリームを開発し、15日から座間味島の小売店などで販売する。ハワイなど海外では有害成分を含む日焼け止めの使用を禁じるビーチもあり、米国の専門家の助言も受けて開発した。
商品名は「サンゴに優しい日焼け止め」。紫外線をブロックする酸化亜鉛を主成分に、ヒマワリ種子油やサフラワー油など保湿効果のある自然由来の成分を配合した。一般的な商品に含まれるオキシベンゾンやメトキシケイヒ酸エチルヘキシルは白化現象の一因になっており、有害成分を含まない製品は国内では希少という。
呉屋代表は「観光客が多く訪れる座間味村から、自然に優しいクリームを発信していきたい」と話す。5月には事業所を村内に移し、県内の他の離島での販売も視野に事業展開する。
同村では16年の入域観光客数が過去最高の10万3505人に達し、ほとんどの客が海水浴やダイビングを楽しむ。
座間味ダイビング協会の又吉英夫会長は「日焼け止めクリームがサンゴに悪影響を与えていないかと心配していた。待ちに待った商品で、協会としても推奨したい」と話す。宮里哲村長は「観光客の環境保全に対する意識向上につながれば」と期待した。