海月

2019/11/10

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沖縄のクラゲについて

「クラゲ」と聞くと全て危険だと思いがちですが、 実際、多くのクラゲは毒性が低く無害なものが多いです。

沖縄にいるクラゲで強い毒を持ち、危害を加えるクラゲは 1種類だけです。 「ハブクラゲ」という種類になります。

例年6月~9月にかけて、ハブクラゲに刺される被害が多発していることを受け、沖縄県は地元民や観光客に対して、海水浴の際には肌の露出をできるだけ避け、できるだけハブクラゲ侵入防止ネットの中で泳ぐよう、注意を呼び掛けています。

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ハブクラゲは傘が半透明のため、水中では分かりにくく、刺された瞬間に激痛があるため、その時に初めて気付く場合が多いです。刺された跡は、ミミズ腫れが生じその後水疱となり、最悪の場合死に至るケースもあります。(沖縄県では、過去死亡例あり)

そのため、マリンレジャーを楽しむ際には、肌の露出を避けた長袖Tシャツやスパッツ、ラッシュガード、ウェットスーツなどの着用がふさわしいです。

なお、万が一ハブクラゲに刺された場合は、海から上がり、激しい動きをしないで近くにいる人に助けを呼ぶこと。また、患部はこすらず大量のお酢をかけてから触手を取り除いたあと、氷や冷や水で冷やし、医療機関などで治療を受けましょう。

英語でクラゲは

英語でクラゲはジェリーフィッシュと呼ばれています。また、パシフィックシーネットルのように、sea nettleシーネットルという名のつくものがいます。seaは海、nettleはイラクサ(毒のとげを持つ植物)の事です。毒の刺胞を持つことを「海のイラクサ」といいあらわしているのでしょう。

「オキクラゲ」の画像検索結果

腔腸(こうちょう)動物門ハチクラゲ綱旗口(はたくち)クラゲ目オキクラゲ科のクラゲ。傘は半球状で、直径5~7センチメートル、紫紅色で、傘の上面には刺胞群よりなる多数の小突起が散在している。傘縁は16弁に分かれ、各副軸には1本ずつ計8本の細長い触手がみられる。4本の口腕はよく発達し、長く伸びている。本種は暖海性で、黒潮にのって南西諸島から本州中部沿岸まで産し、ときには津軽海峡付近まで達することがある。ほかの多くのハチクラゲ類とは異なってポリプの時代を欠いており、そのため一生浮遊性で、また外洋性であり、和名もそれによっている。傘の上にときに甲殻類のエボシガイが付着していることがあり、このことも本種が一生浮遊性であることと関係していると思われる。

「ハナガサクラゲ」の画像検索結果

腔腸(こうちょう)動物門ヒドロ虫綱ヒドロイド目ハナガサクラゲ科に属するクラゲ。ヒドロクラゲとしては大形で、傘の直径は普通4、5センチメートルであるが、ときには10センチメートルほどに達することもある。傘は低い円蓋(えんがい)状、4本の放射管のうち相対する2本は2分岐して計6本となっている。10~15本の細長い糸状の傘縁触手のほかに、棒状の短い触手が傘縁のほか上傘上にも多数みられ、その総数は200以上に達することがある。上傘上の触手は求心管でつながっている。また、傘縁には多数の傘縁瘤(りゅう)や平衡器がみられる。生殖腺(せん)は放射管上にひだをつくって発達する。口柄(こうへい)は赤褐色、生殖腺は褐色、上傘上の触手は紅色と紫色で、全体としてきわめて美しい。本州、九州の沿岸に春期みられるが、ポリプ世代はまだ知られていない。

「ユウレイクラゲ」の画像検索結果

腔腸(こうちょう)動物門ハチクラゲ綱旗口(はたくち)クラゲ目ユウレイクラゲ科に属する海産動物。傘(かさ)は直径30センチメートル以上に達する大形の扁平(へんぺい)な円盤状である。外傘(がいさん)は無色または白色で、その上に褐色の斑点(はんてん)が散在している。傘縁には16個の縁弁と8個の感覚器が存在する。下傘には口があり、それを取り巻くようにして複雑なひだをもつ幅の広い口腕(こうわん)が垂れ下がっている。本州中部以南の海岸で夏期に普通にみられ、ウマヅラハギの釣り餌(え)として利用される。本種と近縁のキタユウレイクラゲC. capillataは東北地方や北海道の、寒流の影響の強い沿岸に産し、本種と比べてきわめて大形である。

未提供相片說明。
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