浮魚礁

2020/2/05

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浮魚礁(うきぎょしょう)は、浮力体を付した人工物を海の表層または中層に設置して形成した人工魚礁である。浮き魚礁とも表記し、浮魚礁の利用が盛んなフィリピンでの呼称にならってパヤオとも呼ばれる。

一般の人工魚礁が人工物を海底に沈めて魚礁とするものであるのに対して、浮魚礁は、海の表層または中層に人工物を位置させて、回遊魚が漂流物に集まる習性を利用して集魚を図るものである。従来は、鳥の群れを探すなど非効率であった漁業の効率改善が期待できるものであった。

一般には、海底にコンクリートなどの重りを沈め、重りにつないだロープに浮力体を付した人工物を固定して、人工物が海の表層または中層に位置するようにする。設置後しばらくするとロープには藻が付着するため、これを餌とする小型の魚類、さらにこれら小型魚類を餌とする大型魚類が集まる効果もある。

中層浮魚礁は、表層浮魚礁に比べて、船舶の航行に支障がないため安全性が高く、波の影響を受けにくいため耐久性に優れるという特徴を有する。

日本では、1982年8月に伊良部島漁協によって宮古島近海に設置されたものが初めてであり、宮古地区では、2007年に8月8日を「パヤオの日」に制定して、「パヤオの日祭り」を開催している。沖縄県での設置が多いが、八丈島などでも広がりつつある。

近年、沖縄県のマグロ釣りは、一部漁協による遊漁船へのパヤオ(ウキ漁礁)の開放により、県内外の釣りファンの熱い期待に答え、パヤオ廻りの表層では、キハダ・メバチ(いずれもマグロ)そして本ガツオ・シイラ・サワラ、時にはカジキまで顔を出し、そのいずれの魚種も引きは強烈で、ロッドをのされることもしばしばです。

トップシーズンの7月に入り、台風の影響はあるものの、出船さえ出来れば、期待大のバトルフィッシングです。

パヤオは県内に数ヶ所(約100基)程あり、その海域のマグロ等がターゲットです。釣り方は、表層にキビナゴを断続的にまき、低・中層から、マグロ等を浮上させます。

仕掛け(ハリス14号・鈎ー石鯛16号)をマキエに同調させ、喰いをあおります。一潮ごとに群れは変化し、活発な場合い 一人30~40本のマグロも期待できます。

パヤオ釣り体験コース

パヤオでマグロやシイラなど大物ゲット!
県外からのお客様も多く大人気!

4時間コース -料 金-

お一人様28,000円 ※2名以上から予約可能

場所本島中南部近郊

-参加基準・コース内容-

含まれるもの釣りエサ、釣り道具、ライト、乗船料、保険集合時間午前
08:00

午後
13:00
参加基準小学生以上
注意・できるだけ保温性の良いナイロン製ジャケットやセーターの着用を勧め致します。・滑り難く濡れてもよい靴をお履きください。・海洋状況により安全にサービスを行えないと弊社で判断した場合、別のポイントでコースを開催します。ご了承下さい。・当日に、天候、海洋状況により時間がずれたり準備に時間がかかる場合がありますので、あらかじめご了承下さい。・当日、前日ご予約のお客様は電話でのご予約も可能です。・「特定商取引法に基づく表記」や、注意事項を確認、同意の上で、ご予約を受け付け致しますのでご了承下さい。・当日天候不良などでポイントなど変更になった場合でも返金等は一切ございませんのでご了承下さい。

-各種オプション・料金-

カメラレンタル(防水40m)※SDカードプレゼント4,000円
釣り用クーラーボックス(発砲スチロール)2,500円

-コースに関連する豆知識-

沖縄 パヤオ釣り

本格的に釣りをするなら、「パヤオ釣りがいいよ」と言う釣りの上級者の言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。 では、パヤオ釣りって何?と釣り初心者の方には疑問が出てくると思います。

「パヤオ」とは人口的に作った漁礁で浮力体を付けたブイなどを海の表面から中層あたりに設置して魚を集める方法のようなものです。 従来は人工漁礁や浮き漁礁と呼んでいましたが、浮き漁礁での釣りが盛んなフィリピンなどでの呼び方をならって現在では「パヤオ」と呼ぶのが一般的になっています。

沖縄県内には100基近くのパヤオがあり、シーズンになると県内のみならず県外や海外からも釣りファンが多く訪れることもありパヤオ釣りツアーなどを開催している釣り専門店や最近ではダイビングショップなどのオプションプランとしても取り入れているところも多数点在しています。

パヤオには海底に延びたロープに付いた藻や海藻などを食べに小魚が集まる。するとそれを食べに中型の魚たちが集まる。さらには中型の魚を餌にするために大型の魚たちが集まると言った自然ならではのサイクルを利用した方法で魚たちを集めているので、小さい魚から大きな魚まで多種多様な魚を釣れるといったメリットがあります。

もちろん、せっかくのパヤオ釣りですから大物狙いの方がほとんどなのは言うまでもありません。 色々な大物たちが集まりますが、メバチマグロやキハダマグロ、シイラやかつお、運が良ければカジキが釣れたりすることもあり大物釣りをしたい方々にとってはまさにうってつけの釣りの方法がパヤオ釣りであり、人気の理由だと思います。

沖釣りや磯釣りも楽しいですが、色々な魅力のある「パヤオ釣り」。 よかったら体験してみてください。

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