バブルリング

2020/6/14

バブルリングの原理 バブルリングは流体力学で「渦輪」「ボルテックス リング」とよばれています。

海の中など液体の中で気体の泡の運動ですから非常に不安定で、液体は流れなど泡の運動を邪魔する動きは少ないほうが好条件です。

ですから観ているダイバーのフィンの動きや口を離したレギからの泡など出さぬよう、また、マスクもやや小さめを使うなどの条件を整えてバブルリングを作ってみましょう。

バブルリングは

内側から外側へ高速で回転しています。
回転の力でリングの形状を保っています。


空気が膨張することでリングが大きく成長していきます。


リングの回転や成長に水の動き(流れ)は強く影響します。
リングの間隔が短いと前のリングの流れに影響されます。

バブルリングのやさしい作り方

波や流れによる水の動きの少ない場所を選ぶ。


海底へ潜ってお腹を上にして水面に向いて安定した姿勢を保つ。


自分が潜った時の水の動きが納まるのを15秒ほど待つ。


水面と平行の向きになるようクチビルを向ける。(マスクを水平にして、更に頭を上に向く感じでしょうか)


ほほが少しふくらむくらい口の中に空気をためる。


クチビルの力を抜いて、水面に向けてポッと空気をはき出す。


空気をはき出したら、意識してクチビルを閉じる。(バブルリング以外の空気を出さないように速くクチビルを閉じる)


形のくずれた泡(失敗)の後は、水流がおさまるまで10秒ほど待つ。
再度、ほほをふくらませて、水面に向けてポッを空気をはき出す。
クチビルを閉じる時は、空気の輪にスピンをかけるよう速く閉じる。

これが基本の流れです。これを繰り返して練習して下さい。


ポイントは海底で海面を見て、フラフラせず安定した姿勢をとる。

ほほのふくらませた状態を小さくしたり、「ボッ」とか「パァ」とか変えて見て下さい、はき出す空気の量を少なくして自分なりのコツを掴んで下さい。

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