ジンベエザメは、世界中の温帯から熱帯の沿岸および外洋に生息する世界最大の魚 🐟

日本近海には、初夏から秋にかけて回遊します。
体の背面は灰色で白色の斑点があり、その模様が陣兵衛羽織(じんべえばおり)に似ていることから、この名前がつきました。
成長すると最大で10~12m
サメ!と聞くと、「人食いザメ」や「凶暴な魚」というイメージがありますが
ジンベエザメはとてもおとなしい魚で、主に小型の甲殻類などのプランクトンを食べ、人を襲うことはありません。
また歯は退化していて、とても小さな歯が口の上下あわせて約8,000本並んでいます。
海遊館ではオキアミやイサザアミ、サクラエビなどを、ジンベエザメの体調にあわせて、1日に約8kg程度を与えています。
サメやエイの仲間は、腹びれの付け根にある交接器 の有無で見分けることができます。
交接器があるのがオス、ないのがメスです。
交接器は交尾の時に使われる器官です。
ジンベエザメの出産
ジンベエザメは
メスの体内で卵をふ化させて、稚魚として産み落とすスタイル。
これを「卵胎生(らんたいせい)」と呼びます。

大きな個体では全長12mを超えるジンベエザメだけに、赤ちゃんのサイズもビッグ。
稚魚は約50~60cmもあります。
これはブラックバスの大物と同サイズ。
ジンベエザメには謎がいっぱいです(^^)/