レッドビーチ

2020/4/18

ここは沖縄本島東海岸の北部に位置し、南向きの湾内のポイントなので、北風にはめっぽう強い。

地質は砂地。というよりも、泥に近い砂地になり、大型船舶係留用の3本の鉄塔周りを潜ります。

ダイビングポイントしてはものすごく広い場所★

1本目の鉄塔までは15分、さらに2本目で20分、そして3本目まで行こうとすると、片道30分以上がかかり、ダイブタイムが60分オーバーになってしまうこともしばしば。

水深は3mくらいの浅瀬から、沖の3本目の鉄塔周りでも10mぐらい。比較的浅いポイントなので、ロングダイブも可能になるのだ。

水中生物といえば、やはりウミウシ。

まさに「ウミウシの聖地」とも呼ばれるくらいに、数、種類ともにおそらく沖縄本島一ともいえるだろう。
ひょっとすると世界的に見てもトップクラスといっても過言ではない。

あとは甲殻類。

キミシグレカクレエビやムチヤギカクレカニダマシ、イソコンペイトウガニ、カイカムリの仲間、トガリモエビ、ヨコシマエビなど。
ウミウシばかりが注目されがちだけど、こちらも楽しめること間違い無し!

こんなスペシャルなポイントだけど一つだけ大きな欠点が・・・。

しかも地質が泥に近いものなので、ダイバーのフィンキックで巻き上げると、一気に視界ゼロになってしまうことも。
ただ、見る生物がマクロメインなので、それでも全く問題なかったりはするけど、やはり目が慣れてくるまでにちょっと時間がかかるのだ。

ちなみに今シーズンはまだ20本も潜っておりませんが、そこでみれた珍しい生物たちをご紹介。

トゲトゲウミウシ

トップバッターはやはりトゲトゲウミウシ。この色、形はまさにウミウシ最強とも呼べるくらいに特徴的。

西海岸と東海岸でずいぶん色合いは違うけど、やはりこの薄紫な東海岸バージョンに人気がある 。

レンゲウミウシ

次はまさにレッドオリジナルとも呼べるレンゲウミウシ。ほかのポイントではほとんど見ることはできない。

遭遇率も結構高いので、3ダイブ潜ればたいていは見られるかも。

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